社会人になって、仕事に自信が持てない若者も多いのではないだろうか?
自分なんて、、、なんでこんなに自分はダメなんだろう、、、
悲観的になる気持ちも良く分かる。
仕事に自信を持てないのは、大体が【他人との比較】のせいである。
自信とは、自分ならできると思える心。
【自分なら】と思うという事は、比べているのは他人だ。
他人と比べての自分の評価で自信は成り立っている。
他人との比較にもいくつかの種類がある。
同期との比較
自分と同い年、もしくは数個しか変わらない先輩後輩。
このような人と比較して、自信を無くすことがある。
この比較は良い比較である。
このあと2つ紹介する【上司との比較】【有名人との比較】は良い比較とは言えない。
しかし同期との比較は良い比較と言える。
なぜなら、ライバルとして競い合える比較だからだ。
スタートがほぼ同じ、環境も同じ者たちは
勝っても負けても当然な相手だ。
しかも過ごしてきた時代も同じなので、
必要な思考も同じである。
もし、同期と比較して自信を無くしているのなら、
どうやったら勝てるか?どの分野なら勝てるか?にフォーカスして食らいつけばよい。
必ず近い将来にたどり着ける比較相手である。
上司との比較
職場の上司との比較には注意が必要である。
上司と比較しても意味がないことがあるからだ。
なぜなら、時代によって必要なスキルや思考が違うからである。
特にバブルを経験した人間と、そうでない人間は大きな思考の差がある。
バブルの上昇期の煌びやかな時代を経験した大人は
何とかなるだろう精神が強い傾向にある。
一方で経験してない世代は、
このままだと衰退していく精神が強い傾向にある。
これは生まれた瞬間からある程度の経済水準を経験しており、
なだらかに衰退している日本を見てきているからであろう。
何とかなる と思っている人間と、
このままじゃ と思っている人間とで、
必要となる思考やスキルが同じであるはずがない。
考えが違く手も上司なので、指示や指導が入り、
自分はなぜダメなのだろう、、、と自信を無くす真面目くんは注意が必要だ。
上司からは良い所は吸収して、悪いところはマネしないように心に刻むのが正解だ。
有名人との比較
これははっきり言ってやめた方がいい比較だ。
「有名人は特殊である」ことを覚えておいた方がいい。
有名人は同い年でも素晴らしいスキルを持っている人が多いだろう。
でもそれは 特殊な環境 と 特殊な人格 から形成されたものであることを知るべきだ。
このような人との比較は自信を失うだけで何にもならない。
有名人は別の種族として考えた方が健全である。
自信がないことをやり続けることは非常にエネルギーを使う。
ましてそれが毎日の仕事ならなおさらである。
けれど忘れてはならないのが、
自信がない=仕事が出来ない ではないという事だ。
要はどう気持ちを持つか?にかかる。
何か自信を持てる出来事が起これば劇的に変わるのだろうけど、
それがいつ起こるのか分からない。
自信がない期間にあまり自分にダメージを与えすぎないことも大切なことであろう。