全く考えの違う男と女が一緒になる結婚は、互いが変化できるかどうかが重要であることが分かっている。
特に、夫が【男が主役であることを諦められるかどうか】は非常に重要なことである。
例えば身近で離婚した人を思い浮かべると、
自由奔放な男が多いのではないだろうか?
こういった男たちは、主役であることを諦められなかった可能性が高い。
もちろん離婚にもいくつかのパターンがあるが、
現代社会に増えてきた【自分の意志をはっきり持つ女性】と結婚したら、
夫は主役を譲って、わき役に徹することが重要になる。
特に子供が生まれてからは、わき役に徹する意味が強くなる。
主役・わき役とは何だろうか?
例えば、自分の趣味がパチンコだったとしよう。
自分が主役な男は「自分がやりたいからパチンコをやる」と妻と子供がいても関係なしにパチンコに行くだろう。
行かないとしても「自分は我慢している」という意識を強く持つはずだ。
一方でわき役に徹する男は「当然パチンコなんかより妻や子供だ」と自発的に思え、
行ったとしても「行かせてくれてありがとう、どう恩返ししようか」という思考になるだろう。
同じパチンコに行った・パチンコに行かなかった という事実でも、
主役とわき役では、受け止め方が変わってくる。
この積み重ねが互いの信頼になるか、不信感になるのかに変わっていくのである。
男は結婚・出産が決まったら、まず主役であることを諦めなくてはならない。という事を知るべきだ。
これは妻からの言葉では届かないだろう。
書籍や共通の知人などの力を利用しないと腑に落ちないと思う。
なかなか難しいことだが、乗り越えられれば大きな一歩だろう。
ちなみに、 わき役に徹するほど家族のなかで主役になる というのも変な話だ。
友達の間ではわき役キャラになるかもしれない。
これからもずーっと一緒にいる家族と、一時会う友人と、
どちらの中で主役になりたいか、なんて、誰もが答えは分かり切っていることだ...
男ははやくこのことに気づいて、
わき役になる習慣をつけるべきである。