イマイチ電子ってわからない。
電気と違うの?というお声はとても多いです。
今回は電子と電気について話していきます。
まず、ストレートにいうと、
「電子の動きによって発生するエネルギーが電気」です。
電気を発生させるには電子を動かせばよいのです。
原子を構成する1つである電子は原子間を移動できる性質を持っています。
これらが動き回ることによって、電気としてのエネルギーを発生させます。
電子が自由に動きやすい環境として、金属原子であることが挙げられます。
これは金属原子の「自由電子を持つ」という性質が関係しています。
金属原子は、電子をなるべく持っていたくないという変わった性質を持っています。
そして、金属原子同士の結合は
電子をお互いに押し付け合うことによって結合しています。(金属結合といいます)
例えるならば、
凄まじいスピードで無数のボールをキャッチボールしているため、その場から離れられない
こんな感じでしょうか。
この、ボールの役になるのが自由電子です。
つまり、金属原子は性質上、
電子を伝えるのに都合がいい原子なんです。
なので、
金属は電気を通すという表現がされているのですね。
他にも電子を動かす方法があります。
それは荷電を偏らせることです!
上の図のような、
電子を持ちすぎている人 と 電子が足りない人 がいたとしたら、
どうなると思いますか?
このように、偏った荷電によっても、電気は発生します。
電子は電気のおおもと。
電気は電子の移動によって発生するエネルギー
ということです。
今回はここまで
難しいですね~
何回も読んでくださいね