オリゴ糖と言っても、様々な種類があり、
構成する単糖類の種類によって、オリゴ糖の種類が分けられます。
2個~10個ほどの単糖が合わさって オリゴ糖は作られます。
どの種類のオリゴ糖がいいかは、その人の体質によって変わります。
もっというと、フラクトオリゴ糖が合う体質の人でも
A社のフラクトオリゴ糖 と B社のフラクトオリゴ糖 でも、
人によって合う合わないがあるようです。
様々なメーカーのオリゴ糖を試す必要があると言えます。
オリゴ糖は自然界にある糖(砂糖・でんぷん・乳糖)などを
微生物の発酵によって生成されます。
このようにして作られたオリゴ糖は人間では消化・吸収ができません。
そのため、オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えます。
善玉菌を整えると、善玉菌から分泌される短鎖脂肪酸(酪酸・酢酸・プロピオン酸など)分泌します。
短鎖脂肪酸は腸のエネルギー源となります。
善玉菌が増えると、腸のエネルギー源が増えて、腸が元気になるのです!
一方で、悪玉菌が増えると、腐敗成分であるインドール・アンモニア・硫化水素などを増やします。
そのため、体内から腐敗が進み、おならや便が臭くなります。
市販のオリゴ糖を購入するときの注意点
液体のオリゴ糖製品は100%オリゴ糖という事はありません。
製品によってオリゴ糖の含有率が違います。
安いからと言ってその製品を選んだら、
実際はどれだけ含有されているか分からない。なんてことも。
安いから購入、という考えには気を付けてください。
オリゴ糖以外は普通の砂糖(もしくはブドウ糖)です。
100%オリゴ糖が欲しいのであれば、粉末タイプで探してください。
ちなみに100%オリゴ糖粉末はほんのり甘いだけで、甘味料としては物足りないんですよ。