ここ最近、 【免疫】 というワードがさらに注目されてきました。
そのため、免疫のためのサプリメントも数を増やし、
どれを選べばいいか分からない状況になっています。
どのようにして免疫サプリを選ぶのか、
いくつかのパターンでお話していきたいと思います。
噂やイメージで選ぶ
噂やイメージで選ぶことは とても簡単です。
他の人がいいよ!って言っているのを選ぶと安心感があります。
それに、プラシーボ効果といって、
良いと信じて飲むことで良くなった気がする 効果も発生しやすいです。
しかし、問題となるのは
噂やイメージには人それぞれの偏りがあるという事です。
先日アンケートで、免疫アップと言ったら?
というイメージを聞いてみました。
そしたら、選択結果の1番多い ビタミンCでも50%ほど。
また、これら以外に、 その他 として答えてくれた方達もいました。
あなたが出逢う情報は一体どれでしょうか?
それだけ、噂やイメージで選ぶというのは
偏りが発生しやすい選び方と言えます。
治験データをもとに選ぶ
あまりいない考え方かもしれません。
それぞれの成分は、治験を行いデータを出します。
モニターの人に飲んでもらって、データを取ったり、
マウスに飲ませて、様々な検証を行ったり。
そのような治験データはグラフで表されます。
このデータは私が鍼灸の学生時代に行った実験です。
『鍼を刺すと、どれだけ動きがよくなるか』というテーマで行いました。
一見すると、必ず可動域が上がるんだな~ というようなグラフになっています。
でも実際は、そうではありません。
この実験は14人の治験者に協力してもらったのですが、
実際の結果は人それぞれなんです。
その変化率を平均すると、すべて100%を超えていたという実験なのです。
実験の条件 や 集計方法 によって、結果のグラフはいくらでも変わるのです。
学生ながらに、これでいいのか、と 苦悩したのを覚えています。笑
治験データをもとに考える際は、
あくまで可能性がある という視点で考えましょう。
成分の働きから選ぶ
成分の働きで考えると良いことは
『再現性が高い』 ということです。
再現性が高い とは、その研究でモデルとなった人と
同じ結果を得られやすい という事です。
成分の働きでサプリを選ぶと なぜ再現性が高くなるかというと、
結果とプロセスの両方を考えることになるからです。
次の2つの文を読んでください。
①ビタミンCは風邪対策にいいんだよ。
②ビタミンCは、ウイルスの侵入を他の細胞に伝える指令物質を作るのに大量に必要だから、風邪対策にいいんだよ。
ビタミンC と 風邪対策 という点は同じですが、
②のように、働きから考えるとその結果が当然のことのように考えられませんか?
免疫サプリを選ぶときに、働きから考えられると
大きな間違いは発生しにくく、納得して選べます。
ちょっと勉強が必要なので、そこがデメリットですかね(;’∀’)
免疫サプリの選び方は様々あります。
本当に良いものに出会えることを祈っています。